三年生【優しさとは何か】
- 公開日
- 2024/12/18
- 更新日
- 2024/12/18
3年生
道徳の授業を行いました。
「道徳をやりたい」そんな風に思ってくれる生徒が多くて嬉しい限りです。
今回の話は「校長先生の模擬面接」
あらすじ
主人公が校長先生との面接練習でマニュアル通りにノックするが中から「どうぞ」という返答がなく、入り口で困ってしまいます。家に帰って主人公はその話をすると母親から校長先生はあなたのことを試したんじゃないかと言われます。
「校長先生の行動は正しいかどうか」
みんなの心は揺れます。
・本質を確かめてるし、本番何があるかわからないから
・こんなに準備してきたのに、自信無くすしありえない
などいろんな意見が飛び交う中、「優しさ」じゃないかという話があがりました。
そこで「優しさ」とは何かをみんなで意見を出し合いました。いざ考えてみるととても難しい。感想には一人の子がこんなことを書いていました。
「相手にされて嫌だったなって思うことも将来役に立つこともある。相手がしてくれたことを受け入れることが"私"にできる優しさだと思った」
授業が終わってから一人の生徒が、
「自分が良いと思ったこと(優しさ)も相手がどうこう関係なく、自分が優しさだと思ったら優しさだ」
と言っていました。
感想にあったような考え方をみんなができたら、この世の中から争い事はなくなりますね。毎回毎回、そんな風に考えられるかどうかはわかりません。ただ、今回の授業でもみんなの言葉から様々な学びがありました。
答えがないから楽しいというのはこういうことだよね。
卒業まで道徳の授業も数えるほどとなりましたが、次回も学びのある時間にしましょう。