7月9日(金) 石上げ祭の献立
- 公開日
- 2021/07/09
- 更新日
- 2021/07/09
給食室
冷やし中華 鶏とじゃがいもの石上げ祭 ミニトマト 牛乳 です。
今年初めて、冷やし中華です。
冷たいスープは、給食室で手作りしています。スープに野菜たっぷりの具と麺を自分であわせて食べます。
毎年8月の第1日曜日に地元で行われる有名なお祭り「石上げ祭」があります。
8月は給食がないので、1か月早いですが給食メニューで地元の行事とあわせてとりいれました。
石上げ祭は、尾張冨士浅間神社の山頂へ石を担ぎ上げる、この地域に古くから伝わるお祭。尾張3大奇祭のひとつです。
むかしむかし、尾張冨士の神様である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が隣の本宮山と「山の背くらべ」をして、負けて嘆いているのを枕夢で知った村人が木曽川の清浄な石を拾い上げ、山頂へ積み上げたところ不思議にも願いが叶ったそうです。
そのことが村から村へと伝わり、みんなで力をあわせて大きな石を山頂へ担ぎ上げることが祭りとなりました。
石をくくりつけた担ぎ棒に笹竹を立てて、願い事を書いた5色の手ぬぐいで飾り、おはらいをうけて山頂に担ぎ上げます。
今日の冷やし中華の具材のキャベツ、きゅうり、人参、ハム、卵焼き、高野豆腐は、5色の手ぬぐいをイメージ。
小さめの鶏肉に下味をつけてから唐揚げにし、揚げたじゃがいも、大豆と一緒にからめて、石上げ祭の石にみたてたメニューです。
コロナの関係で昨年は、残念ながら中止。今年も縮小予定のようです。
尾張冨士のてっぺんへ石を届けるイメージで願いごとを思いながら、おいしく食べましょう。