4月26日(月) 長野県の郷土料理
- 公開日
- 2021/04/26
- 更新日
- 2021/04/26
給食室
ご飯 山賊焼き 野沢菜和え 太平汁 りんごゼリー 牛乳 です。
今年度も引き続き、犬山市内の中学校では毎月1回、日本の郷土料理を給食で紹介していきます。
2年生の社会科地理の授業で日本の各地域の風土について学びます。郷土料理は気候や風土と深く結びついていて、地域ごとに次の世代へと食べ継がれ、親しまれてきた料理です。知らない土地の料理も食べてみることで、その土地のことを知る機会になります。給食をおいしく味わいながら、各地域の食文化について興味を持ってもらえたらと思います。
長野県は、海に面していない内陸部にあります。北西から南部にかけて飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈の3つの山脈が重なり、日本アルプスと呼ばれています。昼と夜の寒暖差、清らかな水と土壌、標高差を生かし、レタスや白菜などの栽培がさかんです。
★山賊焼きは、鶏肉をニンニク風味のしょうゆだれに漬け込んで多めの油で揚げ焼きしたものです。
名前の由来は、山賊は物を取り上げる⇒鶏を揚げる(トリアゲル)の語呂あわせから山賊焼きという名前がついたそうです。
★野沢菜は、長野県の野沢菜村で作られている漬け物用の菜っ葉のこと。1メートルくらいに成長します。漬け物にして保存食にして、古くから食べられてきました。発酵食品のひとつで健康長寿の食べ物のひとつです。
★大平汁(おおびら)・・・木曽地方で冠婚葬祭の時に食べる具だくさんの煮物で、里芋・しらたき・鶏肉・にんじん・大根・しいたけなどを大鍋で煮こんだものです。
長野では「おおびら」と読み、大いなる大地、大地の恵みである野菜を集めて煮込んだものという意味や、大きな平たい器に盛りつけるという意味もあります。
★りんごは、全国2位の生産量を誇ります。降水量が少なく、日照時間が長く、寒暖差が激しいほど味のよいりんごができるそう。ゼリーで紹介しました。
長野県の郷土料理を、おいしく味わいましょう♪