学校日記

男子バスケットボール部【We are family】

公開日
2025/07/25
更新日
2025/07/25

部活動

犬山南部中学校男子バスケットボール部の真夏の大冒険が幕を閉じました。


vs 佐織西(海部3位)

1Q 11-14

2Q 11-17

3Q 10-16

4Q 22-9

total 54-56 LOSE


試合のブザーがなってから自分の頭の中が全く整理できず、ただただボーッとする時間が続きました。

何が起きたのか、なんでこうなったのか。


スコアを見ての通り、1-3Qまで犬山南部らしいバスケットボールができない時間がとにかく長かったです。

たぶんやってる本人達もどうしていいのかわからず、「いつも通り」がこんなにも難しく感じたゲームはなかったと思います。

そんな中でもなんとか耐えて、我慢を続けてきました。


そしたら4Qの8分間。ついに息を吹き返しました。

開始2分で10点差にし、残り24秒で2点差まで盛り返しました。最後も同点のチャンスまで作り出しました。

あの8分間はまさに圧巻。

どんなけ苦しくてもボールを追っかけ、相手にプレッシャーをかける。ルーズボール、リバウンドを諦めずに絡み続ける。

驚異的な"粘り"を見せてくれました。

4Qの一番苦しい時間帯に、犬山南部中の真骨頂の"粘り"を見ることができました。

上で声を枯らすまで応援してくれた保護者をはじめ、応援団のみんなも、コートで戦ってる選手も、ベンチで応援する仲間も"熱く"なった時間だったと思います。


試合は負けてしまいました。

ただ最後の最後で自分たちらしさを出し切れたのはこのチームの"強さ"であり、"財産"です。

本当に一人一人がたくましくなりました。

4月から環境が変わり、戸惑いがある中でも信じてついてきてくれて、そして応えてくれて、本当にありがとう。

予定よりちょっと早い引退だったけど、みんなと全力で駆け抜けた4ヶ月は一生忘れない。

こんなにも"熱く"なれる時間があるのも、"熱い"時間を共にした仲間も、一生の宝物です。この"熱量"を忘れないでほしい。


「めちゃくちゃ楽しい試合だった。先生、これからもよろしくお願いします」

最後にキャプテンが私に言ってくれた言葉です。

三年生の学年に飛び入りで入ったのも、男バス顧問になったのも、きっと意味があることだったと思います。

そして、今回の負けで感じた感情、後悔、達成感は君たち一人一人の人生にとって、大きな意味があることです。

この部活動を通して、みんなが感じた「何か」を大切にしていってください。

部活動って本当に楽しいし、素敵なものです。

新チームは地域クラブなどの移行に伴い、難しくなるけどやれることをみんなでやっていこう。


最後になりましたが、保護者の皆様、このチーム、選手へのたくさんのサポートありがとうございました。

自分自身、今は今日のゲームで後悔が残ってるところがありますが、4月からこの子達と関わってきたこと、伝えてきたことには全く後悔はありません。

出会わせてくれて、後押しをしてくださり、本当にありがとうございました。

これからの人生も選手一人一人のファンとして、全力で応援していきます。

最高のチーム、いや最高のファミリーでした。

1,2,3,team!!


ORANGE PRIDE・完