学校日記

10月30日(月)の給食

公開日
2023/10/30
更新日
2023/10/30

給食室

【今日の献立】日本の郷土料理:和歌山県
・牛乳
・ごはん
・たちうおの梅マヨ焼き
・僧兵汁
・すろっぽ
・みかん

 和歌山県は、面積の70%を森林が占めることから「木の国」とも呼ばれ、世界遺産に登録された霊峰高野山や熊野三山をはじめとする豊かな自然に囲まれています。全国一の果樹の生産県で、みかん、柿、梅の一大産地です。梅の栽培は、江戸時代に紀州藩の安藤直次が、やせた土地を有効利用しようと栽培を奨励したのが始まりです。
 たちうおの梅マヨ焼きは、たちうおと特産物の刻んだ梅干しを混ぜて、いっしょに焼きました。黒潮と寒流がぶつかる和歌山県沖は、エサが多く好漁場で、全国有数のたちうおの産地です。たちうおの名前は、銀白色に輝き、薄く細長い体が日本刀(太刀:たち)に似ていることを由来とする説や、頭を上にして立ち泳ぎする様子を由来とする説などがあります。
 すろっぽは、大根やにんじんを千六本に切った煮物で、千六本がなまって「すろっぽ」と呼ばれるようになりました。
 僧兵汁(そうへいじる)は、いのししや山鳥の肉、にんにく、季節の地物野菜をふんだんに入れた、みそ仕立ての汁物です。平安時代から戦国時代にかけて、お寺で修行をしている数百人もの僧兵たち(武器をもったお坊さん)が、力のつく料理として食べていたのが始まりです。
 和歌山県の有田地方は、全国一のみかんの生産地です。降水量が少なく、水はけのよい土壌で、日当たりがよい急斜面が多く、温暖湿潤気候であるなどの好条件が、温州みかんの栽培に適しています。みかん栽培は400年以上の歴史があります。

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