学校日記

12月15日(水) 「福井県の郷土料理」

公開日
2021/12/15
更新日
2021/12/15

給食室

油揚げごはん(自校炊飯) 焼き鯖 こっぱなます 打ち豆汁 牛乳です。

 福井県は、2・3年生の皆さんは、自然教室で訪れていますね!
 緑豊かな山々と若狭の美しい水に恵まれ若狭湾で水揚げされる鯖、越前ガニ、コシヒカリ誕生の地でもあり、海、山、里の幸も豊富な県です。
   
★油揚げごはん
 福井県は、油揚げの消費量が全国一。とても分厚く大きな油揚げが名物。
 給食では手に入らないので厚揚げと油揚げを使って給食室で炊きました。
 永平寺の精進料理が、お寺の仏事である報恩講(ほうおんこう)料理や家庭で親しまれています。

★焼き鯖
 昔、若狭で鯖が多く水揚げされ、京都へ海産物を運んだ街道が、今も「さば街道」の名で残っています。
 大野の殿様が、暑い夏を乗り切れるよう田植えで疲れた農民に1匹丸ごと焼いた鯖を振るまったことから、半夏生(はんげしょう)に、焼き鯖を食べる風習が今に根付いています。7月の給食献立でも紹介し、味わいましたね!

★打ち豆汁
 打ち豆は、大豆を平たくつぶして乾燥させたもの。雪深い冬に備え、家庭で作られてきました。
 報恩講が開かれる秋は、大豆の収穫期と重なり、火の通りが早い打ち豆は、大人数の料理を時間をかけずもてなすことができ、とても重宝されてきました。
 
★こっぱなます
敦賀市東浦の五幡(いつはた)・挙野(あげの)地区に伝わるお正月や冬の祝い事に欠かせない料理です。薄く切った大根が「こっぱ(木くず、かんなくず)」に似ていることから名前がつきました。
 給食室で、からし、白みそ、砂糖、酢、たっぷりのすりごまでからし味噌を作って和えました。

  • 5137990.jpg
  • 5137991.jpg

https://inuyama.schoolweb.ne.jp/2320089/blog_img/77220638?tm=20250206144114

https://inuyama.schoolweb.ne.jp/2320089/blog_img/77223304?tm=20250206144114