学校日記

7月2日(金)  半夏生(はんげしょう)の献立

公開日
2021/07/02
更新日
2021/07/02

給食室

たこ飯(自校炊飯) さばの塩焼き 野菜のごま和え 夏野菜のみそ汁 アセロラゼリー 牛乳 です。 


 今日、7/2は『半夏生』です。
 半夏生とは、夏至から数えて11日目のことをいいます。

この時期に花が咲くドクダミ科の薬草『ハンゲショウ』とかけあわせ呼ばれています。葉っぱが、半分白くお化粧をしたみたいにみえます。

 稲作が中心の日本では、昔から田植えを済ませておく重要な目安の日とされてきました。
「チュウ(夏至)は外せ、ハンゲ(半夏生)は待つな」「半夏半作(はんげはんさく)」という言葉が残っています。
 夏至を過ぎて半夏生に入る前までに田植えを終わらせておかないと、稲が育たずにお米の収穫量が半分に減ってしまうという意味です。

 この時期は雨も多く、関西地方では、田んぼの稲がタコ足のようにしっかり大地に根付いて豊作になるよう願って旬のタコを食べる風習が、福井県では、さばを食べて田植えの疲れ癒やしてスタミナをつけて暑い夏を乗りきる風習があります。

 給食でも、タコとさばのメニューをとりいれました。
 たこ飯は、愛知産のタコ、α化米を使って給食室で炊きこみました。タコは、タウリンが多く疲労回復効果があるのでこの時期にピッタリ。うま味もたっぷりしみています。

 α化米は、犬山市より消費期限前にいただいた災害用備蓄α化米、5ケース(約250人分)を使ってアレンジしました。

 季節の変わり目、きちんと食べてスタミナをつけ、暑い夏を乗り切りましょう!