6月28日(月) 『大阪府の郷土料理』
- 公開日
- 2021/06/28
- 更新日
- 2021/06/28
給食室
かやくご飯 たこ焼き 小松菜とお揚げのたいたん 粕汁 牛乳 です。
昔から大阪は物流の中心地として栄え、多くの産物が集まり、「天下の台所」とよばれました。日本の和食に欠かせない「だし」をいかした食文化も関西から発展しました。
★大阪は商人の町として栄えてきたので、食事時間を節約、食材のあまりも無駄なく、冷めてもおいしく食べられるようにと、合理的な考えから生み出された料理があります。
かやくご飯は、にんじんやごぼうなどを入れた炊き込みご飯のことです。
学校の釜で炊きました。先日、犬山市よりいただいた災害用のα化米も一部に使用して炊きました。
★小松菜とお揚げさんの炊いたん
関西の言葉で炊いたもののことを「炊いたん」と呼びます。だしのうま味を生かした料理です。また、お揚げさん、お豆さん、お芋さんなど、食べ物の語尾に「さん」をつけて呼び親しむ風習もあります。
★粕汁は、酒造メーカーが数多くある関西地方で親しまれている郷土料理。
具だくさんの野菜、昆布のだしをいかして、酒かす、味噌をいれて仕上げました。
★たこ焼きは、給食ではめずらしいですね。もともとは、おちょぼ焼きという子どもが好きなおやつに、タコが入ってたこ焼きと呼ばれるようになりました。粉もん文化も発達しました。
大阪の食文化を知り、おいしくいただきましょう。