6月1日(火) 『鵜飼い開き献立』
- 公開日
- 2021/06/01
- 更新日
- 2021/06/01
給食室
犬山てん茶めし あゆの甘露煮 ゆかり和え 切り干し大根の味噌汁 若あゆ 牛乳 です。
犬山の夏の風物詩「木曽川うかい」が今日、6月1日から始まります。
給食では、鵜飼い開きにあわせ、犬山らしい献立をとりいれました。犬山産のお茶をたっぷり混ぜ込んだてん茶めし、そして鮎の甘露煮とあゆの形をした和菓子『若鮎』をとりいれました。
木曽川うかいは、1300年ほどの歴史を誇る伝統漁法です。
鵜匠さんが手縄をつけた12羽ほどの鵜を操りながら、鮎などの川魚をとります。
小船で焚かれる「かがり火」は、川に映った光におどろいた鮎が活発に動くのでウロコがキラキラと光るのをみて、鵜が鮎を見つけやすくするためです。
鮎は、漢字で魚へんに占いと書きます。古来より日本では勝負ごとや豊作の占いに使われていたそうです。
すらっとした形の美しさと淡白で上品な香気あふれる味がするので、高級な魚として扱われています。香りのひみつは、川底の石についた珪藻(けいそう)を食べて育つからです。香る魚「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれます。
今日の給食では、贅沢に、あゆを2尾 つけました♪
★1尾は、給食ではちょっとめずらしい甘辛く炊いた「あゆの甘露煮」です。
国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業により、無償提供いただいたものです。
今回の無償提供は、新型コロナの影響を受けている流通に関わる人を応援する国の政策のひとつです。
愛知県で養殖されているあゆの甘露煮です。とても香りが良く柔らかいです。
頭も骨も全部がぶりと丸ごと食べられます。カルシウムもたっぷりです♪
愛知の名前の由来にもなっている魚だそうです。
★もう1尾は、あゆの形をした和菓子「若あゆ」です。
中にもちっとした、ぎゅうひが入っています。
おいしく味わいましょう♪