学校日記

新体操【東海大会で感じた新体操の魅力】

公開日
2025/08/03
更新日
2025/08/03

部活動

昨日は岐阜県メモリアルセンターへ新体操の東海大会に出場する生徒の応援に行ってきました。

初めて生で見る「新体操」という競技の魅力、そして新体操という競技を東海大会という大舞台で戦う生徒を見て、みんなにも知ってもらいたいと思いHPを書いています。


新体操はフープ、ボール、リボン、クラブの4種類の手具を使い、フロアで演技をするものです。

今年の大会ではフープとボールが演技種目に指定されていました。

1分半の演技を音楽に合わせて、フープとボールの二種目を演技し、合計点数で順位が決定します。

今大会は東海4県の1-5位までが参加しているので、20人で4つの全国のイスを争うことになります。


とにかく会場は緊張感がとんでもなかったです。

多くの観客、そして目の前には20人近くの審査員が、演技者一人を見つめます。

1分半の演技にどれだけの時間を割いて、努力してきたのかはわかりませんが、あのプレッシャーの中で戦うということにまず尊敬です。

手具を上手く扱えているか、足の指先まで伸びているか、表情などの表現力、採点項目は様々ありますが、一人一人が自分の体を使い、必死に伝えようとする姿には心を打たれるものがありました。

何よりも敵味方関係なく、「ナイスー」「ファイトー」そして拍手の多さ、会場内全員で創り上げている空気感もとてもよかったです。


私はチームスポーツしかやってきていません。チームスポーツにはチームスポーツの良さがあります。

ただ、この新体操の個人種目は全てが"自分"です。自分との戦いです。精神的に苦しくても、自分でリカバリーするしかありません。


そこで結果を出し続ける、全力で自分の体全体を使って、表現する生徒に心を打たれました。

日頃の学校生活の姿では見られない、また違うかっこいい一面が見られて本当によかったですし拍手喝采です。


結果的には一巡目のフープで全体の2位でしたが、二巡目のボールでスコアが伸びず、全国大会への切符は惜しくも手にできませんでした。

ただこの舞台で自分で勝負した経験は、これからの人生にとって大きな財産となるはずです。

本当にお疲れ様でした。たくさんの感動をありがとうございました。


今回思ったことは、「"足"を運んで"生で(直接)"見ることの重要性」です。

今ではyoutubeやLIVE動画などで、その場に行かなくても情報が手に入ったり、見ることができます。確かに便利な世の中です。でもその場に行かないと、生で見ないと、本当の魅力に気付くことはできないです。その場の空気感、躍動感、手に汗握るドキドキ感。便利な世の中になってきても、そういった部分を忘れないように大切に過ごしていきたいと私自身感じました。


愛知県2位、東海大会フープ2位は立派な結果です。胸を張ってください。ありがとうございました。