12月6日(水)宮崎県の郷土料理
- 公開日
- 2023/12/06
- 更新日
- 2023/12/06
給食
白飯 チキン南蛮 タルタルソース まだか漬け ざぶ汁 牛乳 です。
宮崎県は九州の東側に位置します。県の東と南は太平洋に面し、冬でも温暖で晴天が多いという恵まれた条件を生かして、きゅうりやピーマンなどの野菜や、マンゴーなどの果物栽培、牛、豚、にわとりの畜産が盛んです。沖合は、黒潮と豊後水道から流れ込む海流が混ざり合う好漁場で、マグロやカツオ、伊勢海老、アジなどが水揚げされます。
〇チキン南蛮・・・宮崎県の延岡市が発祥の料理です。昭和30年代に延岡市内の洋食店で、まかない料理として作られたのが始まりで、当時は「鶏のから揚げ甘酢漬け」とも呼ばれる料理でしたが、その後、タルタルソースをかけサラダなどを添える現在のスタイルになり全国的に人気になりました。
給食室で鶏肉を唐揚げにして、さっぱりとした甘酢を作ってかけました。タルタルをかけて、チキン南蛮にしていただきます。
〇 まだか漬け・・・ 宮崎県が全国一の生産量を誇る切干大根を使った漬物です。
あまりの美味しさに出来上がるのが待ち切れず「まだかぁ〜」という声があがることが名前の由来といわれています。切干大根の他に、大豆、人参、スルメ、昆布など体に良いものばかりが具材に入る健康的な料理です。
〇 ざぶ汁・・・「ざぶ汁」は主に根菜類の野菜などの色々な食材を”ざぶざぶ”と煮ることからこの名前がついたと言われています。宮崎県の東部で食べられている料理です。煮干しと昆布でとった出汁で作ります。具材は手に入りやすい野菜が中心で、日常的に食べられている家庭料理です。
宮崎県に伝わる郷土料理を知り、おいしくいただきましょう。