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城東小日記

教育シンポジウム「ふるさとの絆 未来に託す夢と希望」

公開日
2012/10/31
更新日
2012/10/31

校長室より

 先日、教育シンポジウムに参加する機会に恵まれ大きな示唆を受けました。私が心に残った言葉を紹介します。参考になれば幸いです。シンポジストは魚谷雅彦氏(日本コカ・コーラ(株)前会長)、笛吹雅子氏(日本テレビ社会部キャスター)、花山院弘匡氏(春日大社宮司)のお三方でした。
 魚谷氏は、アメリカのビジネススクールで2年間学び、生き抜く力を養ったと話されました。世界の30カ国以上の人々との議論が、魚谷氏を成長させたというのです。社会を知ることの重要性を強調され、子ども時代の出会いがその後を左右するとも言われました。経営者の視点から、今必要なのはコミュニケーションであり、その際、まずは人の話をよく聞くことが大切であると話されました。最後に一番重要なことは情熱をもって生きていることだと締めくくられました。 笛吹氏は、中学時代にいじめにあった時、いじめられそうもない高校の受験を目指し乗り越えたそうです。そこから、困難な現状でも違う視点や発想をもつことが大切ではないかと説かれました。報道キャスターですから、世の中のできごとをまずは疑ってかかり、本当はどうなんだと自分で見聞きすることを信条とし、人生は見つけるものではなく創るものであると結ばれました。
 花山院氏は、千年以上も前の記録が春日大社にきちんと残っていて、そこから人々の幸福を望む気持ちに今も昔も変わりがないことがよく分かると言われました。神社は形を大切にしますが、それは、いかにすればうまくいくかについて何百年もかけて形成してきたのであると言われました。このような積み重ねから吸収することも多くあるのではないか、それをもとに自信をもって羽ばたくこともできるのではないか、昔の大切ものを未来に伝えてほしいと結ばれました。