毎月11日は「東日本大震災支援募金の日」(5月11日)
- 公開日
- 2012/05/23
- 更新日
- 2012/05/23
校長室より
東日本大震災から1年余を経過しましたが、今年の天候不順も相まって、現地は未だ塗炭の苦しみの中にあります。震災発生当初は、自衛隊や多くのボランティアの方々が救援に入り、重機がうなりをあげてがれきを取り除くなど活気が見られ復興の期待がもてました。しかし、現在は、住宅地等のがれきは取り除かれてはいるものの、そこに建つべき住宅や商店などの姿は見られず、更地の空間だけが力なく広がっていると聞きました。“がんばろう東北”と日本中が支援の手を差し伸べた熱気はすでに感じられず、報道も原発関連が中心になっているような観があります。
本来、支援とは自立できるようになるまで、自分ができる範囲で下支えする取組です。決して一過性のものであってはなりません。ましてや今回のような大被害を受けた方々には、心のケアも含めて、相当長期間にわたる支援が求められていると考えます。「世界中の人が幸せにならないうちは、自分の幸せはない」と語った宮沢賢治の故郷も被災地の一つです。私たち一人一人にできることはとても小さなことですが、大河の一滴として多くの人が力を合わせることで、被災された方々に力強いメッセージを送ることができます。特に、同年代の児童生徒が、しっかりと前を向いて歩けるように支えていくのは、学校の役割ではないかと考えます。
そこで、今年度から毎月11日は「東日本大震災支援募金の日」と決めて、子どもたちが自分のお小遣いからできる範囲で募金して支援活動をしていこうと呼びかけることにしました。私が子どもの頃は「困った時はお互い様」という言葉をよく聞きましたが、これはまさに「共生」の考え方です。自分だけよければというような偏狭な考えではなく、すべての人の幸せを願うような共生の心を育む一環としてボランティア委員会の児童が中心になり募金活動を行いますので、保護者の皆様のご理解をお願いします。ちなみに5月11日(遠足の関係で10日も実施しました)には17,444円の募金が集まりましたので、市役所を通して被災地に届けたいと思います。