10月4日(金)の給食
- 公開日
- 2024/10/04
- 更新日
- 2024/10/04
給食
白飯 いわしの蒲焼き ほうれん草のツナ和え のっぺい汁 牛乳 です。
10月の給食目標は、「栄養バランスを考えて食事をしよう」です。
今日、10月4日は、語呂合わせで「い(1)わ(0)し(4)の日」です。朝晩やっと涼しくなり、天候不順ですが、まもなく空気が澄んだ秋空に、いわし雲がみられる季節に移り変わっていきます。この雲が出る頃に、鰯が大量になるので名付けたという説もあります。
安くておいしい庶民の味方と言われた鰯が、近年では魚の漁獲量が減って高級魚扱いになる年もありました。栄養満点の鰯をもっと食べてもらいたい、豊かな海を大切に思い、水産資源の有効利用について理解を深めてほしいという目的から、昭和60年に定められました。
いわしは、漢字で魚へんに弱いと表します。身が柔らかく傷つきやすく、水揚げ後、鮮度が落ちやすく傷みが早いため「弱し(ヨワシ)」がなまって、名前がついたと言われます。
いわしは、良質なたんぱく質の他にカルシウムや鉄分、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富です。いわしの脂には、体内で合成することが難しい必須脂肪酸が多く含まれます。DHAは、脳や神経細胞の働きを活発にし、記憶力、集中力を高める働きがあるとされています。
今日の給食では、いわしの開きを揚げてから、ひとつひとつ丁寧に、甘辛いタレにくぐらせ食べやすく蒲焼きにして紹介しました。
のっぺい汁には、今年収穫されたばかりの秋の味覚「里芋」が初登場です。味わっていただきましょう。
来週は、前期ラストの1週間となります。よい締めくくりができるようにしたいですね。