学校日記

ちょっといい話

公開日
2022/09/12
更新日
2022/09/12

お知らせ

   ゴルゴ松本さんの少年院での魂の授業より

 辛い事があった時、人はグチをこぼす。マイナスな言葉、弱音を吐く。「吐」という字は、口へんにプラスマイナス。嫌な事は吐き出していい。でも、そこから成功する人、夢を実現する人は、少しずつ変化していく。弱音は吐かない、ボジティブなことだけを言うようにする。マイナスな事を取っていくと夢は「叶」う。
 自分の思っていた到達点に少し足りないと思ったら、軌道修正しながら、最終的な目標は変えない。紆余曲折しながら、遠回りしながら、ここまで行けばいい。これは危険だと思ったら、回避する。危険だと思ったら、逃げていい。「逃」は、しんにょうに兆し。そして、また時間をおいて、しんにょうを手ヘンに変えて「挑」挑戦するんだ。
 「幸」と「辛」。幸せでも、何かが欠けたら辛くなる。辛くても、何かが加われば幸いになる。「苦」「困」「災」に「難」を加えると「苦難」「困難」「災難」。こういうことが起こると不幸だと考えてしまう。「難」が無い人生を「無難」という。無難な人生なんてありえない。だから、「難」が有る人生。「有」「難」と書いて「有難」し。
 「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。心臓の一叩きの連続が命。
 その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。命の始まりは女なんです。「女」が土「台」となって「始」まりとなる。俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。ここからは、皆が命を繋げていく。ここから出たら、命を広げて行ってください。心に響いたら、感動の輪を広げていってください。