学校日記

10月15日(木)今日の給食

公開日
2025/10/16
更新日
2025/10/16

給食

 今日の給食は、「大阪・関西万博 開催記念献立 ~ドイツ料理~」クロロールパン ケーニヒス・ベルガークロプセ(肉団子のホワイトソースがけ) ザワークラウト アイントップフ バウムクーヘン 牛乳 です。

 4月から開催された万博は先日13日で閉幕しましたが、他国の食文化も給食を通して脈々(=ミャクミャク)と学びながら未来へつなげられるよう給食で今年度紹介していきます。

 今月は「ドイツ」です。ドイツはヨーロッパのほぼ真ん中に位置し、国土は日本とほぼ同じ広さです。寒冷地のドイツは、寒い冬に備えて長期保存できる食品が発達しました。肉を加工したソーセージやハム、塩漬けや酢漬けにした食品を使った料理が古くから親しまれてきました。寒い地域で育つ小麦やじゃがいもが広く栽培されています。ライ麦パンなどのパンの他に、じゃがいもはよく食べられています。

 ケーニヒスベルガー・クロプセ・・・・肉団子にレモン汁を入れたホワイトソースをかけて食べるさわやかな料理。ベルリンの名物料理です。ケーニヒスベルグ風の肉団子。ケーニヒス(地名)、クロプセはドイツ語で団子のこと。

 ザワークラウト・・・「ザワー」は酸っぱい、「クラウト」はキャベツのことです。キャベツを塩と一緒に発酵させた漬物です。今日の給食では、アントシアニン色素をもつ紫キャベツも加えてカラフルなザワークラウトにしました。色素成分と酢(酢酸)とが反応して、きれいなピンク色に発色しています!理科で学びましたね。

 アイントップフ・・・一つの鍋という意味のドイツのシンプルな家庭料理。ひとつの鍋にソーセージや野菜、豆などの具を一緒に煮込んで作る具だくさんのスープ。

 バウムクーヘン・・・ドイツ発祥のお菓子で有名ですね。ドイツ語で「バウム」=木、「クーヘン」=ケーキのことです。何層にも重なった生地の断面が、木の年輪のように見えることから名付けられました。

 寒い気候のドイツの食文化を知りながら、おいしくいただきましょう。