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城東小日記

縄跳び大会(2月1日)

公開日
2013/02/04
更新日
2013/02/04

校長室より

 冬の体力づくりの定番の一つは縄跳び運動です。冬季に入ると体育の授業でも縄跳びを準備運動に取り入れています。また、厚手のベニヤ板を利用したジャンピングボードを指令台近くに16台用意しています。弾力があるジャンピングボードは縄跳び運動の補助器具で、これを使用することで二重跳びやはやぶさ跳びなどの高度な技が容易になります。休み時間になるとたくさんの子どもがジャンピングボードの前に列をつくり、失敗したら交替するという暗黙のルールのもとでより高度な技に挑戦しています。
 さらに、子どもたちのモチベーションを高めているのが学級対抗の『縄跳び集会』です。縄跳び集会は三部構成で、個人跳び・団体跳び・仲良し跳びで構成しています。前回し跳びで行う個人跳びは、決められた時間の間跳び続けた人数の多さで競います(低学年は30秒間、高学年は2分間)。これまでの練習の成果がしっかりと表れて、1年生でも多くが目標を達成していました。高学年の2分間跳びは持久力を要求され、かなりハードルの高い目標になっています。高学年になったばかりの4年生は、学級で達成する子どもの数は少なく、達成した子どもは運動場にへたりこみながらも満足げな表情を浮かべていました。
 メーンイベントは第二部の団体跳びです。これは、学級全員が一列につながり長縄を次から次へと跳び、時間内に跳んだ人数を競うものです(低学年は4分間、高学年は5分間)。この日のために、各学級では、休み時間や体育の時間等で「ハイ、ハイ」と声を合わせながらリズムよく跳んでいく練習を重ねてきました。失敗した子どもには「ドンマイ」と声をかけたり、入るタイミングで背中を押すなどの、微笑ましい光景を何度も目にしました。練習のかいあって本番では、どの学級も長縄を回す速さが練習時より上回っていました。6年生で優勝した学級は延べ472人が跳びました。これは1分間に94人、1秒間にすると1.6人が跳んだ計算になります。見ていても目が回るような速さであり、5分間回し続けた回し手の子どもと跳び続ける子どもたちの一体感があればこそできるのです。惜しくも優勝できなかった学級も同等の速さで長縄が回っていました。この集会はペア学年で実施していますので、6年生の長縄跳びの様子を目にした1年生は、あこがれを抱くとともに大きな目標になったことでしょう。第三部は、ペア学級による長縄を使った仲良し跳びです。ペア学級では、これまでに『なかよし集会』等で何度も交流してきているので、初めからうち解けた様子で6年生が1年生をおんぶして長縄を跳んだり、手を繋いで跳んだりするなど和気あいあいの楽しい時間になりました。
 生まれながらにしてもっている運動能力に差はありますが、それよりも努力して伸ばす部分が大きいと感じています。どれだけ運動に親しんだかで動き方に差がでてくるので、楽しく運動できる環境をつくるのが大人の役目だと思います。新聞紙上では、毎日のように体罰問題が取り上げられていますが、運動する目的をはき違えることなく、運動が自分の人生を豊かにする一助であることを、私たちは伝えていかなければならないと考えます。