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城東小日記

自分に克つ!仲間の声援を力にして!!

公開日
2012/10/12
更新日
2012/10/12

校長室より

 毎年、この時期に各市町では、小学校対抗の“陸上運動記録会”を実施しています。犬山市では、北会場(犬山西小学校:城東・犬北・犬南・犬西・今井・栗栖小が参加)と南会場(楽田小学校:楽田・羽黒・東・池野小が参加)に分かれ実施しています。種目は、50m走、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、リレーの5種目を男女別に行います。この大会に備えて、6年生は9月の初めから授業後に練習を重ねて来ました。学校の代表として出場するので、大会前日の朝会で、応援団をリーダーとして全校児童が激励のエールを送りました。舞台に並んだ40名ほどの選手は一様に緊張した面持ちでしたが、気持ちの高まりも感じたことでしょう。
 大会当日(10月2日)は、朝から快晴で絶好の記録会日和となりました。選手以外の児童も記録会を見学するために出かけました。出発するにあたり「選手の皆さんが闘うのは、他校の選手ではなく自分です。自分の心に克つことが目標です。自分の力を出し切れるように全力を尽くしてほしい。見学する皆さんは、選手と一体になって闘いましょう。皆さんの大きな声援が選手の皆さんに力を与えます。」と話しました。競技が始まると、本校の6年生は、にわか仕立ての応援リーダーの指揮のもと、運動会の応援合戦で披露したエールを整然と行いました。その声援は他校の応援を圧倒していました。選手もそうでない児童も一緒になって闘っていることが感じられ、胸が震えるような感動を味わうことができました。上位に入賞した時は我が事のように喜び、力を出し切れなかった選手にも惜しみない拍手を送る子どもたちは素晴らしいとしか言い表せません。運動会の組立体操に続き、また一つ6年生のまとまりが高まったように感じたひとときでした。大会終了後、テントの後片づけにも進んで協力する子どもたちは、まさに、本校を代表する6年生にふさわしいと改めて感じました。