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城東小日記

思い出いっぱい修学旅行I(5月29日)

公開日
2012/06/04
更新日
2012/06/04

校長室より

 晴れ渡る青空の下、大勢の方に見送られ6時20分学校を出発しました。全員が健康で参加できたこと何よりうれしく思いました。バスレクで盛り上がる中、バスは順調に走り9時25分に金閣寺に着きました。子どもたちは、金閣を観た途端思わず「オオッー」という歓声をあげていました。やはり、写真で観るのと本物を観るのとでは感動が違います。金閣寺は修学旅行の人気スポットであり、毎年、人波をかき分け学級写真を撮影するのですが、今年は比較的空いていてスムーズに写真を撮ることができました。その後、バスガイドさんの説明を受けながら、金閣を映す池を巡るような順路で見学しました。
 金閣寺を出る時にふと見上げたら、大文字焼を行う五山の一つが間近に見え「大」の字がくっきりと見えました。バスは京都御所を左手に見ながら清水坂に向かいました。清水寺を見学する前に三門前の梅山堂で昼食をとりました。いつもなら3時限目の授業を受けている時刻でしたが、朝が早かったせいかお腹を空かせている子どもが多くいました。食物アレルギーのある子のために代替食を用意してもらえるのでありがたいと思いました(全ての食事で代替食を用意してもらいました)。食事の最中に空が暗くなってきて雷の音が遠くに聞こえました。
 清水寺の境内に全員が入ったころ雨足が強くなり、何度も稲光が空を駆け大音響で近くに雷が落ちました。すでにこの時、子どもたちは班別活動に入っていたので全員の掌握はかないませんでしたが、近くにいた班には待機を指示しました。早く出発した班も清水坂の買い物タイムだったので店の中に避難していました。30分もすると雨と雷は収まり、再び、夏の暑い陽射しが戻りました。いよいよ、班別活動が始まり、私もチェック係として二条城に移動しました。京都で見かけた修学旅行生の多くは中学生でしたが、タクシーを使った班別活動が多かったように思いました。しかし、本校の子どもたちは、市バスと地下鉄・徒歩で目的地を回るように計画していました。迷いながらも仲間と相談したり、近くの大人に尋ねたりしながら目的地にたどり着くことに意義があると考えているからです(安全対策として班に一つずつGPS機能が付いた携帯電話を渡し、本部で班の位置が特定できるとともに、子どもが本部と連絡できるようにしました)。
 二条城ではチェック係の私を見た途端うれしそうに駆け寄ってくる子どもたちの姿か、不安な気持ちを抱えながらここまでやっきたことがよく分かりました。子どもの班 は全部で24あり、そのうち18の班が二条城を訪れました。15の班が到着予定時刻より20分以内の誤差で到着し、45分以上の誤差が出た班は3つでした。この数字から、子どもたちは知らない土地でよくがんばったといえます。15時を過ぎたあたりで、再び、空が暗くなり雨と雷に見舞われました。ちょうど居合わせた4つの班には待機を指示しましたが、他の班については自力で安全を確保してくれることを祈るよりほかありませんでした。本来なら集合場所の知恩院三門で、全部の班がそろったところでやり遂げた喜びを分かち合い成就感を味わうところなのですが、雨に濡れて子どもの体が冷える心配があったので、15時45分に到着した班から宿舎の「ギオン福住」に移動するように指示しました。私は、最後の班とともに二条城を後にして、市バスを乗り継いで宿舎に行きました。宿舎で全員の無事を確認できた時は心からほっとしました。この悪天候の中でやり遂げたと子どもたちを誇りに思いました。
 人数が多いので夕食は部屋で食べました。お膳を前に置いて食べるのも修学旅行ならではであり、子どもたちにとっても良い経験になったのではないでしょうか。夕食後、ワイワイいいながら風呂で汗を流してから大広間に集まり“京都友禅染”体験をしました。自分が選んだ下絵に思い思いの色を付けていくのですが、下絵が同じでも色の付け方によって、感じが全く変わるので、できあがりが楽しみです。今日一日盛りだくさんの活動に疲れたのか23時ごろには、すっかり寝静まりました。
                        (続く)