けんぼく日記

6年生 平和についての学習会

公開日
2012/07/10
更新日
2012/07/10

お知らせ

 7月10日
 
 もう一つの話題として、6年生の平和についての学習会がありました。「特攻の真実と平和」という演題の平和講話会として開かれました。市の企画で、今年度は市内2校で実施だそうです。

 講師は、犬山市在住で、元知覧特攻平和会館館長の板津忠正様でした。事前に、戦争の様子や特攻隊の写真などを、6年生の廊下にパネルで展示しました。

 板津様は特攻を志願され出撃されましたが、エンジントラブルなどで中止となり終戦を迎えられたそうです。ご自分の意志で、勤め先も早期退職され、自費で全国の元特攻隊員の遺族を訪ねられ、写真や遺品などを集めて回られたそうです。そしてこの遺品や手紙を後生の人たちに伝えようと、知覧特攻平和会館の建立に精を出され、初代館長を勤められました。

 当時の様子や、現在の平和のありがたさ、尊さなどについて、87歳のご高齢にもかかわらず、子どもたちに熱弁をふるわ、子どもたちも戦争の悲惨さや悲しさを感じ取ることができたようです。本当にありがとうございました。