学校日記

吹奏楽部【明日は県大会】

公開日
2022/08/04
更新日
2022/08/11

部活動のページ

今年、8年ぶりにあるテレビ番組で全国の吹奏楽部を紹介するコーナーが復活しています。

その記念すべき復活初回の出演校の話を吹奏楽部部長としたのを思い出しました。

その学校は県大会銀賞、翌年に全国大会へ出場しました。
この結果だけをみると・・・
「すごいな!」で終わります。

ただ、この学校は13人という人数。
吹奏楽ではおなじみのトランペットやトロンボーン、チューバがない編成での演奏。

これを知ったときに調べました。
通常は約50人で演奏する中、13人での演奏。
そして、全国大会出場。
SNSでは、「奇跡的だ!」と話題になったそうです。

何か結果が出た時に、奇跡と表現されることがよくあります。
ただ、奇跡は存在せず・・・
結果が出るのには、必ず理由がある。
自分はそう思っています。

県大会出場という限られた人たちしか達成できないことを犬中吹奏楽部は実現しています。

「今まで苦手だった部分が本番で上手くいった!」、奇跡だ〜!
西尾張大会を終えてから、ある吹奏楽部員の子が話してくれました。
できたことがうれしくて、奇跡と表現する気持ち、わかります。
これまでの日々の練習で理想との距離が縮まらないと悩んだかもしれません。
ただ、それでも努力した自分がいたはずです。
苦手な部分の練習を一緒に高めてきた仲間もいたはずです。
そして、犬中吹奏楽部全体で高い意識で練習し続けたはずです。
何事にも挑戦なくして、前進はありません。
以前、第一音楽室に一番後ろから見てもはっきり読める大きさで・・・
1%の可能性を100%信じる
と書いてありました。
できることを最大限に努力してきたみんながいます。

各地区の代表校が集まる県大会。
これまで以上に緊張するかもしれません。
でも、大丈夫。
他の学校のみんなだって、緊張します。
みんなは最大限の積み重ねをしてきたはずです。
大丈夫!

自分を信じて!

笑顔で!
楽しんで!

犬中生、保護者、職員、全員でみんなの演奏を応援しています。
みんなにしかできない演奏をホールいっぱいに響かせてください。
きっと審査員をこえて、応援しているみんなのところまで響いていきます!

県大会本番、明日!