5月28日(水)の給食
- 公開日
- 2025/05/29
- 更新日
- 2025/05/29
給食
今日の給食は、ごはん 初がつおの香味揚げ ひじきの五目煮 チンゲン菜入りみそ汁 牛乳 です。初がつおがおいしい季節になりました。旬のかつおを給食にとりいれました。
かつおは、黒潮と親潮がぶつかる三陸沖あたりまで春先に北上して、秋にUターンして南下する回遊魚(かいゆうぎょ)です。かつおの旬は春と秋の2回あります。春は「初鰹」、秋は「戻り鰹」と呼びます。春は脂が少なくさっぱりしており、高タンパク低脂肪、黒っぽい色をしている血合いの部分は、ビタミンA、B1,B2、B12、鉄分を多く含み、レバー並みの栄養価の高さです。
江戸時代の俳句の名人、山口素堂(やまぐちそどう)が初夏の風物詩を読んだ有名な句を紹介します。
『目には青葉 山ほととぎす 初がつお』
初ものを食べることが江戸ではイキだとされ、高価でおいしい初鰹は大人気でした。
給食では、大豆と一緒に油で揚げて、生姜、ねぎ、にんにくなどの香味野菜をいれた野菜ソースとからめ食べやすくしました。うま味たっぷりです。
鰹は、漢字で魚へんに堅い(かたい)と表します。かつお節やだし、ツナ缶など日本でとても馴染みのある魚です。よく噛んで味わいながらいただきましょう。