学校日記

10月8日(火)『滋賀県の郷土料理』

公開日
2024/10/08
更新日
2024/10/08

給食

しょいめし(自校炊飯) わかさぎ唐揚げ かんぴょうと野菜のおかか和え お講汁 牛乳 です。

今月の郷土料理は、「滋賀県」です。
 滋賀県は、四方を山々に囲まれ、中央には県の6分の1の面積を占める日本最大の湖、琵琶湖があります。近江米、野菜、お茶などの産物、赤こんにゃくなどの特産物、琵琶湖でとれる淡水魚や、お米と湖魚から作られる発酵食品「ふなずし」も有名です。お寺が多くあり、祭りやお講などの行事や行事食も伝わります。国宝彦根城、比叡山延暦寺、紫式部ゆかりの地としても観光で注目されています。

★しょいめし・・・しょうゆを使って炊いたご飯のことです。昔はお祭りなどにも出されていたことから「わっしょい」の「しょい」をかけて名づけられたそうです。だし汁と具を調味料で煮て、煮上がったらお米を入れて炊くという「湯立て方式」で、高島市に伝わる昔ながらの方法です。
給食室でも同じ方法でα化米を使って炊きました。

★わかさぎ・・・琵琶湖は小アユ、ビワマス、もろこ、いさざ、わかさぎなどの多種の湖魚に恵まれています。わかさぎを唐揚げにして提供します。

★かんぴょう・・・滋賀県甲賀市水口(みなくち)町は、江戸時代より干瓢(かんぴょう)発祥地として知られています。
ゆうがおの実を薄く削って干したものが、かんぴょうです。巻き寿司などの具で親しまれていますね。
歌川広重の東海道五十三次「水口宿」に、名物のかんぴょうを干している様子を描いた風物画が有名です。和え物で紹介しました。

★お講汁・・・湖北地方で古くから作られている料理です。畑の野菜を持ち寄り、じっくり煮込んで作られるみそ汁のことをいいます。 秋から冬にかけて、お寺の行事「報恩講」の際に、法要の後、お参りをした人々にふるまわれます。

 社会科の授業で日本の各地域について学びます。滋賀県に伝わる郷土料理や特産物を食べながら、知る機会としてください。