学校日記

5月2日(月)八十八夜と端午の節句の献立

公開日
2022/05/02
更新日
2022/05/02

給食

今日の給食は、
白飯
鶏肉のお茶パン粉焼き
ほうれん草のなめたけ和え
若竹汁
牛乳  です。

今日5月2日は、八十八夜です。
立春から数えて、八十八日目にあたる日です。
「夏も近づく八十八夜…♪ 野にも山にも若葉がしげる…♪」と歌った唱歌もあるように、春から夏に移る節目の日で、霜もなく安定した気候で茶摘み、もみまきなど、農作業を始める重要な目安の日とされています。

 漢字で八十八を組み合わせると『米』という漢字になることや、八十八が末広がりで縁起のよい数であることから、この日に摘んだお茶を飲むと、長生きできる昔から言われています。

 今日の給食では、鶏肉にマヨネーズをからめて、お茶とパン粉を混ぜたものをまぶして焼きました。地元、城東地区の日比野製茶さんのお茶を使いました。

『てん茶』とは、お抹茶の原料になる葉っぱを細かくする前のお茶の葉です。
ポリフェノールやカテキンを多く含みます。お茶の栄養をまるごと味わいます。

 5月5日は、こどもの日、端午の節句ですね。
少し早いですが、皆さんの成長を願った節句献立もあわせて取り入れました。
 成長が早いことでも知られている筍(たけのこ)は、漢字で竹かんむりに旬とあらわします。地上に芽を出してから、一旬(いちじゅん)約10日間で、竹に成長します。

 かぶとの形のかまぼこを入れた若竹汁と、かしわ餅もつけました。
 かしわの葉っぱは、新芽が出ない限り古い葉が落ちないことから、後継者が途絶えない縁起の良い葉として伝わります。
 行事食は、願いを込めて昔から食べられてきました。