学校日記

1年生 モンキーワーク

公開日
2025/11/11
更新日
2025/11/11

1年生

 1年生は、日本モンキーセンターの「モンキーワーク」に参加し、理学博士 高野 智さんにサルについて教えていただきました。生徒たちは、小学生の時にも参加し、再び高野先生に教えていただきました。

 本日のテーマは、「分けることは、わかること」でした。サルの特徴を整理し、実際のサルの観察を通して分類を行うことで、その進化の歴史にも触れることができました。サルの分類方法には様々な視点がありますが、今回は特に「鼻の形」と「生息している大陸」に着目しました。鼻の穴の間隔が広いサルと狭いサルとで、それぞれの種が生息する地域に違いがあることなどを学びました。また、しっぽの有無による分類についても学びました。特にニホンザルはしっぽがあるものの短いという特徴があり、これは日本の寒い気候への「環境適応」と関係があることも知りました。

 この「モンキーワーク」での体験を通して、対象を「分ける」(分類する)ことは、その世界が「分かる」(深く理解する)という学びに繋がることを強く実感しました。