「レジリエンス」について(5)
- 公開日
- 2021/01/29
- 更新日
- 2021/01/29
桜下村塾
【習慣3:プロセスを励まし、褒める】 家族や先生からの「あんたならできる」(映画「サマーウォーズ」の栄おばあちゃん風)という言葉は、子ども達や孫達の背中を、大きく押し出す効果があると思います。この時、物事の成否でなく、到達できたところまでの過程を励まし、褒めることがポイントだそうです。これまでの過程を褒められると、以前の自分と比較して、その成果を振り返ることができ、自らの自信を深めることができます。
【習慣4:前向きな気分で盛り上げる】 グループ学習やチームスポーツでは、ポジティブな気分や感情が自己効力感を上昇させます。「ドンマイ」「次は成功するよ」「1勝したらお祝いしよう!」と盛り上げることは、「やればできるのかもしれないぞ!」という思いを強くします。本人に自信がない時こそ、「君ならできるよ!」と子どもを信じて、笑顔で声援をおくり続けてください。
いずれの習慣も、最初からひとりでできるものではなく、家族や先生など周りの人々の支援が必要です。しかし、習慣化できれば自己効力感は高まり、それが「回復力」「弾力性」「適応力」を備えたメンタルの強さにつながると思います。この機会に、ご家族で習慣化に挑戦してみませんか。