「レジリエンス」について(4)
- 公開日
- 2021/01/28
- 更新日
- 2021/01/28
桜下村塾
心理学者のアルバート・バンデューラ博士が提唱した「自己肯定感」を高める4つの要因によると、子ども達のレジリエンスを高めるには4つの習慣を定着させることが有効だそうです。
【習慣1:成功体験を積みかさねる】小さな成功体験は、自分でも「やればできる」という意識を持つ大きな原動力になります。例えば「漢字テストで50点を取る!」という自分が達成できそうな目標を立て、可能な範囲で目標達成を目指します。いきなり100点に挑戦するのではなく、小刻みに目標を立て、成功体験を重ねることを重視して、少しずつ自信をつけていきます。
【習慣2:お手本を見せる】
私たちの脳は、誰かが上手にやっていることを、実際に間近で見ることで「自分にもできるようになるかもしれない!」と共鳴する運動神経細胞を持っているそうです。学習もスポーツも、楽器の演奏でも、「自分にもできそう」と思えるきっかけは、素晴らしいお手本を見ることです。動画を見せることでも十分な効果があるそうです。コンサートの映像を鑑賞したり、プロスポーツのプレーを視聴したりすることを、積極的に取り入れてみてはどうでしょう。