アフターコロナのその先へ4
- 公開日
- 2020/06/03
- 更新日
- 2020/06/03
桜下村塾
コロナ禍の前と後では、何が違うのでしょう? 『「学校」が教育の全てではない。絶対的な存在ではない。』ということを、コロナ禍による学校の臨時休業は全国民に知らしめました。
様々な理由で登校することができず、それでも将来のためにと体にむち打って、健康を害してまでも登校せねばと考えていた児童・生徒、そして保護者の皆さんにとっては、オンライン授業や動画配信、あるいはeラーニングをはじめとした、臨時休業中の様々なオールタナティブスクールの試みは、一筋の光明となったはずです。コロナウイルス感染拡大の第二波が迫っていると危惧されている昨今において、開始された、あるいは準備されつつある家庭学習(ホームスクーリング)の試みは、今後も推し進める必要があります。
併せて、この機会に学校のカリキュラムのミニマム化、必要最小限のパッケージング化をして、今後数十年先、あるいは数年先に起こりうる新型ウイルスによる感染の危機に備える必要があります。これを行うことができれば、防疫の観点からも、授業時間数の確保に四苦八苦する全国の学校現場の先生方の負担軽減の観点からも、有益な一手になると思うのですが、いかがでしょうか…。
ただし、現在学校は再開して間もなく、多くの先生方が感染拡大に最大限の注意と手立てをとっていただきながら、日々の授業に全力で取り組んでいただいております。やっと、学校に子ども達の笑顔と歓声が戻ってきました。是非とも、あたたかく見守っていただきたいと願うばかりです。