joto.jpg

城東小日記

その5

公開日
2013/10/04
更新日
2013/10/04

校長室より

 秋たけなわ、各地で運動会、体育大会が開催されています。「城東小学校区ふれあい運動会」も、多くのご来賓の皆様にご光彩を添えていただき、盛大に開催することができました。会場いっぱいの保護者、地域の皆様の温かい声援を受け、子どもたちも元気良く伸び伸びと競技、演技をすることができました。運動会スローガンにある「絆の優勝旗」が、関係したすべての皆様の手に渡ったものと思います。本運動会の運営にご協力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
 さて、先日、2020年夏のオリンピック・パラリンピックが東京で開かれることに決まりました。開催予定の7年後には、現6年生は大学生になっていたり働いていたりしていることと思います。現1年生も中学2年生となっています。中には選手として出場したり、仕事として、あるいはボランティアとして関わったりする人があるかもしれません。また、学校が夏休みの時期に開かれるので、応援に出かける人もいることと思います。海外からも大勢の人たちが応援にやってくることでしょう。そのとき、競技だけではなく、日本の良さや日本人のすばらしさを伝えることができればよいと思います。
 学校では、教育活動を有機的に結びつけ、国際理解教育の基礎づくりに取り組んでいます。生活科や社会科での学習、総合的な学習の時間を利用しての郷土犬山に関する学習は、その一つとなっています。また、異文化理解は、自分とは異なる生活体験や習慣を持つ人を理解することで、友達同士や様々な世代の人を理解する延長線上に世界の人々がいると捉えることができます。そうした意味で考えたとき、今回の「ふれあい運動会」も国際理解の資質、態度の基礎づくりとして、大切や役割を担っているように感じます。