深めた絆 自然教室 II−1(6月28日)
- 公開日
- 2012/07/12
- 更新日
- 2012/07/12
校長室より
本日も快晴、早朝4時過ぎに見回ると、すでに園内を流れる小川で遊ぶ子どもたちの姿を見つけバンガロウに戻しました。5時過ぎには、あちらこちらのバンガロウから賑やかな声が聞こえていました。6時30分の起床とともに、蜂の巣をつついたような賑やかさで部屋の片付けやらシーツの返却等を協力して行いました。シーツがきちんとたたんでない班は、本部のチェックでやり直しを受けていました。自然教室ならではの厳しさです。
朝食後、小川でマスつかみがスタートしました。いくら浅い小川といえども、マスを手づかみするのは容易ではありませんでした。やっとの思いでマスをつかまえ、包丁を使い自分の手でマスの内臓を取り出して塩焼きの下ごしらえをしました。この活動をとおし“命をいただいている”ことを実感し、食べ物に対して謙虚な気持ちがもてることを願いました。続いて、カレーライス作りに取り組みました。事前に家庭でカレー作りの練習をしてきた子どもも少なからずいて作業は順調に進みました。意外だったのは、女子班よりも男子班の方が早く進行し、食べ始めも後片付け終了も男子班の方が先でした。アウトドアでは、大胆に作業を進めていくいくことがポイントになるのかなと妙に納得しました。特に差が出たのは、かまどの火の管理でした。女子班では、あちらこちらのかまどの火が途中で消えかかり、一気に炊きあげたいところがなかなかうまくいかず、時間がかかっていました。当然、ご飯の味にも差が出ていましたが、自分たちの手で作ったカレーライスの味は格別です。出来上がったカレーライスをどの子も満足そうに食べていました。食べている途中で、マスの塩焼きが焼きあがり、熱々の塩焼きも堪能することができました。