金環日食が見えた!!(5月21日)
- 公開日
- 2012/05/28
- 更新日
- 2012/05/28
校長室より
5月21日(月)は、金環日食の話題で持ちきりでした。何といっても、これだけ広範囲で観察できるのは平安時代以来といいますから当然でしょう。愛知県南部のように雲がかかり観察できなかった地域もありましたが、幸運にも犬山近辺は、しっかりと観察できました。通学路に立っていると「先生、観た?」と尋ねてくる子どももけっこういました。もちろん、そこには“わたしは観たよ!”という一種の誇らしげな気持ちが込められていました。
犬山辺りで次に金環日食が観察できるのは105年後と計算されているので、この世紀の天体ショーは、ぜひ、子どもに観てほしいと思いました。そこで、理科を学習している3年生以上の子どもに、観察用の遮光版を手作りさせました。遮光板は、インターネットでアストロソーラーフィルムを購入し、パウチ加工をしてから幅20ミリ長さ90ミリに切断して人数分(約550枚)を用意しました。厚紙(幅13cm長さ20cm)の中央にのぞき窓(幅15ミリ長さを85ミリ)を切り抜いたものを2枚作り、のぞきまどにアストロソーラーフィルムを貼り付け2枚を重ね合わせた簡単なものです。材料費は一人当たり約50円でした。“手作り”にこだわったのは、友達といっしょに作ることで観察しようとする気持ちを刺激し、自然の不思議さに興味や関心が高まることを期待したからです。一朝一夕に理科好きな子どもを育てることはできません。繰り返し実験・観察を体験することで、自然や科学・化学のおもしろさを実感し傾倒していくのではないでしょうか。当日も金環日食が起きた黄金の3分間には『辺りが少し暗くなった』『モンキーパークの猿が一斉に樹に上った』『電信柱の影が三重になった』等の報告がありました。このような話題を共有するで子どもの理科に対する興味も深まるのではないでしょうか。6月6日(水)には、金星の太陽面通過を観察できます(7:00頃〜13:30頃)。その折りには、学校でこの遮光板を活用して話題を共有したいと考えています。