（あらすじ）　卒業アルバムが３冊なくなった。慌てる6年の先生達に怪盗Ｘから挑戦状が届く。タイムリミットは卒業式前日．６年生の先生達は無事アルバムを見つけられるだろうか・・・
　
「ここって、六角池だよね。」鬼頭先生がつぶやいた。「これなら簡単にアルバムは見つけられそうね」
「城東小の子は、長方形とか三角形を覚える前に六角形を覚えるんだね」後藤先生が笑う。「城東の隠れた名所『六角池』！」
「それにしても・・・」武内先生がつぶやく。「怪盗Ｘって、1人じゃないんだね。『私たち』って書いてあるし・・・」
「しかも、卒業アルバムじゃなくて、卒業文集って書いてあるあたり・・・、怪盗Ｘは、うっかり者なのかも・・・」曽我先生がうなずきながら言う。高瀬先生がぐるりと職員室を見回す。
「でも、僕の机の上に挑戦状をおけるということは・・・まさか、先生達の中に怪盗Ｘが・・・」

「なんにせよ、六角池にいってみよう。ガッツ！！」

しかし、そこにはまた、新たな挑戦状があったのです。