昨日(6月28日)の給食
- 公開日
- 2021/06/29
- 更新日
- 2021/06/29
学校日記
昨日の献立は、大阪府の郷土料理でした。
かやくごはん・たこ焼き・小松菜の炊いたん風あえ・粕汁・牛乳です。
<かやくごはん>
商人の街として栄えてきた大阪は「時は金なり」の精神でせっせと働く人が多くいました。
そのため、食事の時間がもったいないという考えから、かやくご飯はおかずがなくても冷めてもおいしく食べられるために広まったと言われています。
また、余り物をいれても、具になる合理性やだし文化とも相まってしっかりと根付いた料理です。
<たこ焼き>
たこ焼きは元々ちょぼ焼きという子どもが好きなおやつでした。
それにたこが入るようになりたこ焼きと呼ばれるようになりました。
歩きながら食べられることが商売人気質の大阪人に浸透したと言われています。
<炊くたん>
炊いたんとは、関西の言葉で炊いたものを表します。
出汁、醤油、酒、みりんや砂糖などで調理したもので、
○○を炊いたものが徐々に変化し、「炊いたん」となるようになったと言われています。
給食では小松菜や白菜などの野菜を炊いたんのようにだし汁を使って、和え物として提供します。
<粕汁>
粕汁は、酒造メーカーが数多くある関西地方で広く親しまれている郷土料理です。
根菜類に鮭やぶりの魚類を組み合わせて作られることが多いです。
酒粕には、ビタミン類、炭水化物、アミノ酸が多く含まれており、身体を温める効果があります。