7月1日(月)『半夏生の献立』
- 公開日
- 2024/07/01
- 更新日
- 2024/07/01
給食
たこめし(自校炊飯) さばの塩焼き きゅうりとわかめの酢の物 スタミナ汁 牛乳です。
今日から7月です。今日7月1日(月)は、半夏生(はんげしょう)です。
半夏生とは、1年でいちばん日が長い夏至(げし)から数えて11日目をいいます。
稲作中心の日本では、昔から田植えを済ませておく重要な目安の日でした。
田植えを終わらせておかないと、稲が充分育たずにお米の収穫量が減ってしまうからです。
この時期は雨も多く、関西地方では、田んぼの稲がタコ足みたいにしっかり大地に根をはって豊作になるよう願って、旬のタコを食べる風習があります。
福井県では、田植えの疲れをとり、スタミナをつけて暑い夏を乗りきろうという風習が今に伝わっています。焼きさばを丸ごと1尾食べる風習があります。
昔、殿様が田植えで疲れた農民に、労をねぎらい若狭でとれるさばを振る舞ったのが始まりです。
給食では、夏に備えてスタミナアップできるよう、タコとさばのメニューをとりいれました。タコは、タウリンが多く疲労回復効果があります。噛み応え、うま味も成分も多く含みます。給食室の釜で国産のタコを使ってα化米でたこめしを炊きました。さばは、栄養価が高い魚です。酢の物は、代謝を高め、疲れを取り除く働きがあります。
具だくさんのスタミナ汁は、ビタミンB1が豊富な豚肉とアリシンを含むニンニクやにらの効果で、エネルギー代謝が効率よく行われるように組みあわせています。持久力を高めます。
毎日の食事が健康な体を作っています。しっかり食べてスタミナをつけて、夏の大会に備えましょう。夏の暑さに負けない体づくりをしましょう。