1月18日(木)『兵庫県の郷土料理』
- 公開日
- 2024/01/18
- 更新日
- 2024/01/18
給食
白飯 明石焼き 姫路おでん いかなごのくぎ煮野菜あえ 丹波の黒豆 牛乳 です。
今月の郷土料理は、兵庫県をとりあげました。兵庫県の丹波篠山市は、犬山市の姉妹都市でもあります。
兵庫県は、北は日本海、南は瀬戸内海から淡路島を介して太平洋と続いています。瀬戸内海は、鯛やシラス、タコなど、日本海側では松葉ガニ、イカなど海の幸、中国山地では山の幸に恵まれています。
*明石焼き・・・兵庫県明石を代表する名物で、たこ焼きのルーツともいわれています。ふわふわの生地の中に歯ごたえのあるタコが入った明石焼は、お出汁でいただくのが基本です。1人1個。タコ入りです。昆布からだしをとってかけました。
*姫路おでん・・・姫路では、おでんに生姜じょうゆをかけたり、つけて食べる特徴があります。もともと生姜としょう油の生産地で、地元では一般的な食べ方で特に名前はありませんでしたが、2006年に姫路の食で町おこしを考えるグループが「姫路おでん」と命名しました。
給食では、仕上げに生姜を加えて、生姜じょうゆ風味に調理をして紹介しました。
*いかなごのくぎ煮 野菜あえ・・・春に瀬戸内海ではイカナゴ漁が解禁します。イカナゴの稚魚を甘辛く煮た佃煮です。煮上がった姿が、サビたくぎが曲がったように見えることから「くぎ煮」と呼ばれています。近年、漁獲量の激減でいかなごの入荷が難しいため、しらすの佃煮を野菜と和えて紹介しました。
*丹波の黒豆・・・丹波篠山は、古くから黒豆の生産地で、全国一の生産を誇っています。「丹波黒」は黒大豆の中でも最高級品で、大粒でほんのり甘く、煮ても皮が破れにくくよく膨らみ、漆黒の色や、もちもちした食感とおいしさが特長です。おせち料理の定番のひとつとしてかかせない食材です。今日の黒豆も、丹波の黒豆です。
黒豆は、「まめに、まじめに、暮らせますように。」と願いが込められています。
兵庫県の郷土料理や特産物を知りながら、おしいくいただきましょう。
明日19日は、食育の日、まごわやさしいの食材をとりいれた献立を紹介します。