学校日記

1月17日(水)防災献立 〜災害に備えよう!〜

公開日
2024/01/17
更新日
2024/01/17

給食

ツナトマライス 高野豆腐deスタミナ唐揚げ 白菜とマカロニのコンソメスープ みかんサラダ 牛乳 です。

 今から29年前の1月17日に、阪神淡路大震災が発生しました。元旦には能登半島で大規模な地震が発生し、いまだ安否がわからない方々がたくさんみえます。私たちの地域でもいつ発生するかわかりません。 給食では、災害時への意識を高め、万が一の時に役立つよう防災献立を毎年とり入れ紹介しています。家庭で備蓄している缶詰、乾物などの備蓄食材を活用したメニューです。高野豆腐、ひじき、切干大根、トマトジュース、ツナ、コーン、みかん缶、魚肉ソーセージを活用した内容です。今回は洋風メニューで紹介します。
 
★ツナトマライスは、犬山市で災害用に備蓄していたα化米を活用しています。水を加えるとご飯として食べられます。
給食室の釜で、いろいろな具材とあわせ、炊き出しをイメージして炊きました。

★高野豆腐は、豆腐を乾燥させた日本の保存食です。災害時に不足しがちなたんぱく質やミネラルを補うことができます。水で戻して軽く絞った高野豆腐にでんぷんをまぶして唐揚げにしました。今回はにんにく、しょうが風味のスタミナ唐揚げで紹介しました。お肉のような食感です。
日々の食事に、食べたら買い足して補充する方法、ローリングストックしておくと重宝します。

★白菜とマカロニのコンソメスープは、家に常備している野菜と乾物を使ったスープです。災害時、温かい汁物は、体も心も温まってホッとさせてくれます。

★ひじき、切干大根などの乾物食材は、常温で長期保存ができ、栄養価も高く、災害時に不足しがちなミネラルやビタミン、食物繊維を補うことができます。
水やガスが使えない時でもみかん缶などの缶づめの汁を戻す時の水分や味付け、うま味としても活用できますよ。

 今日は、いろいろな食材を使ってバランスを考え、たくさんの品数がそろっています。
災害時は、物資が届かなかったり、食べるものがない状況が続いたりします。家庭の備蓄食を確認しましょう。
 日々あたりまえに食べられることへの感謝も忘れずにしたいですね。