9月14日(木)沖縄県の郷土料理
- 公開日
- 2023/09/14
- 更新日
- 2023/09/14
給食
麦ご飯 タコライス ゆでキャベツ 沖縄もずくスープ 手作り黒糖サーターアンダギー 牛乳です。
今月は、沖縄県の郷土料理です。
沖縄県が日本に返還されてから、今年で51年目、半世紀を迎えました。
年中高温で梅雨や台風の季節を中心に降水量が多い亜熱帯気候です。厳しい気候を生かしたサトウキビやパイナップルなどの作物が盛んです。
普段の食事はクスイムン(=薬になるもの)や、ヌチグスイ(=命の薬)という考えがあり、栄養バランスのとれた食事で世界有数の長寿の島です。
★「タコライス」は、メキシコのタコスをアレンジした料理で、タコスの具材をご飯にのせて食べます。沖縄県中部にある米軍基地の近くにあった飲食店で、当時、お金がなかった米兵たちに、リーズナブルでお腹いっぱいになる料理を提供したいという思いから開発されたメニューだそうです。
味付けにチーズやトマトを加えています。ご飯がすすむ味付けです。中学校初登場メニューです。
★沖縄は、全国一のもずくの産地で、流通している9割が沖縄産です。
ミネラルや食物繊維が豊富で、沖縄県の長寿を支えている食べ物のひとつです。
沖縄もずくをスープで紹介しました。
★サーターアンダギーは、沖縄県の代表的なお菓子として有名ですね。
沖縄の方言で、『サーター=砂糖』『アンダー=油』『アギー=揚げる』という意味で、沖縄風ドーナツのことです。中国から伝わりました。
小麦粉、卵、砂糖が基本ですが、給食では、沖縄県産の黒砂糖と、生地に食物せんいが豊富なおからパウダーを加えて給食室でひとつひとつ生地を丸めて手作りをしました。パカッと割れ、花咲くサーターアンダギーができました。
他にも昔からの郷土に伝わる食べ物や食文化があります。ぜひ調べてみてください。