今日のお話 −10月31日(月)−
- 公開日
- 2022/10/31
- 更新日
- 2022/10/31
お知らせ
高杉晋作の名言・格言
おもしろきこともなき世をおもしろく
□ プロフィール
長州藩士高杉晋作は吉田松陰が主宰していた松下村塾に学び、大きな影響を受けました。尊皇攘夷に傾倒し、1862年イギリス公使館焼き討ちを実行するなど過激な行動で長州藩に手を焼かせます。しかし、長州藩が外国船砲撃などで欧米諸国、幕府、朝廷の全てを敵に回してしまった時、それを救ったのは高杉晋作でした。身分に関わらず参加することのできる最強部隊、奇兵隊を結成。また長州藩代表として英・仏・蘭・米の四カ国連合軍との和議交渉をまとめました。功山寺にて挙兵し、揺れる長州藩内の意見を倒幕へと統一。そして薩長同盟を経て、第二次長州征伐では高杉が海軍総督を務め幕府に勝利しました。ところが、その時高杉はすでに肺結核に冒されており、療養の甲斐無く1867年に病没。29歳。