ちょっといい話
- 公開日
- 2022/05/11
- 更新日
- 2022/05/11
お知らせ
みんなに助けてもらったこの命を大切に生きよう
あれは何年も前、僕が年長さんの時でした。僕は生まれた時から重度のアレルギーがあり、何回も「生死の間?」をさまよってきました。アレルギーの発作のことをアナフィラキシーショックというのですが、それを年長の時に体験しました。その時のことについて書きます。
幼稚園の年長さんの時、お腹が空いていた僕は、テーブルの上に置かれていた卵入り炒飯を食べてしまいました。すると、10分後くらいに息苦しくなってきて、呼吸困難になりました。そしてあれよあれよという間に、僕は意識を失ってしまったのです。その時の事は今でもはっきりと覚えています。本当に「死なせて欲しい」と思うほど苦しかったです。でも、病院のベッドの上で聞いた話によると、「食べてから3日が経っていたこと」、「その間お医者さんが懸命に治療をして下さっていたこと」などを聞きました。それを聞いた時、「みんなに助けてもらった、この命を大切に生きよう」と年長にして感じました。それからいじめにも遭いましたが、このことを思い出して何とか乗り越えることができました。
最近、命を絶つ方が増えています。僕はいつも悲しい気持ちで見ています。もし、あなたが命を絶とうとしているなら、伝えたい言葉があります。あなたの命は、1人だけのものではなくて、みんなのもの。
中学生の僕が書いたら生意気かもしれませんが……。