学校日記

ちょっといい話

公開日
2022/01/21
更新日
2022/01/21

お知らせ

   初めての親友

 中3年の夏。私に不登校で、オタクな女の子の友達ができた。きっかけは些細なことだった。担任の先生から「運動会の練習するから呼びに行って」と、頼まれた。「まともに話したこともないのに」と思ったが、文句を言わずに行った。その子はびっくりするほど元気で、私に話しかけてきた。そして、私がアニメが結構好きだと知るや、自分の趣味も話してきた。そして、私とその子は友達になった。1週間経って、先生が私とその子の席を前後ろにした。2週間経って、その子が朝と帰りのHRに出るようになった。3週間経って、その子が授業にも出るようになった。4週間経って、いきなりその子から電話が掛かってきた。それから、1時間ほど話をした。家族やアニメ、漫画のことなど要するに他愛もない話をした。最後にその子は「明日さ、カラオケいかない」と言った。涙が出そうになるのを、私は必死で堪えました。だって、カラオケとかに一緒に行く遊び友達なんていなかったから。そもそも、友達と他愛もない話で長電話をしたことだって初めてだったから。
 私は昔から1人ぼっちでした。軽く話せる友達はいるものの、一緒に遊びにいくほど親しくはありませんでした。中3になってから、私はクラスの皆から離れていきました。そんな私の様子を先生は気が付いていたのかもしれません。いつも教室の隅に1人本を読んでいる私のことを心配してくれてたのかもしれません。今となっては分かりませんが、先生のおかげで私には初めて親友と呼べる存在ができました。
 この場を借りて、お礼を言いたいと思います。先生、ありがとう。