今日の給食は、「大阪・関西万博献立　～イタリア料理～　」フォカッチャ　コトレッタ（ミラノ風手作りチキンカツレツ）　インサラトーナ　ミネストローネ　パンナコッタ　牛乳　です。

　大阪・関西万博開催を記念し、今年度は毎月、参加国の料理を紹介しています。今月はイタリア料理です。南北に長いイタリアは、地域によって食材や料理も多種多様で、北部ではチーズやバターなど乳製品を多く使った料理、南部ではオリーブオイル、トマト、魚介を使った料理があります。イタリアの料理は、その土地の素材を生かしたシンプルな料理が多くあり、見た目、色も鮮やかで美しい料理がたくさんあります。

〇フォカッチャ

　フォカッチャとは、古代ローマ時代から作られていた平たいパンです。表面が平らになるようくぼみをつけて焼く特徴があります。イタリア語で「火で焼いたパン」という意味で、ピザの原型とも言われます。

〇コトレッタ（ミラノ風カツレツ）

　コトレッタとは、薄くたたいた肉に粉チーズを加えた衣をつけて、揚げ焼きしたイタリア北部ミラノの郷土料理です。パルメザンチーズ、パン粉を鶏肉につけて、給食室で手作りしました。明治時代に「コトレッタ（cotoletta)」が日本に伝わり、発音しやすい「カツレツ」と呼ばれ洋食屋さんで広まりました。日本のとんかつの原型です。

〇ミネストローネ

　イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味。日本のみそ汁のように、家庭ごとに味が違います。

〇インサラトーナ

　インサラトーナとは、イタリア語で「大きなサラダ」という意味です。

〇パンナコッタ

　イタリア発祥のドルチェ、デザートのひとつです。イタリア語で「パンナ（panna）＝生クリーム」、「コッタ(cotta)＝煮た」という意味です。

　イタリアの料理は日本でも親しまれていますね。和食とは違う他国の食文化や料理を知りながらいただきましょう。