学校日記

「レジリエンス」について(2)

公開日
2021/01/26
更新日
2021/01/26

桜下村塾

 このコロナ禍の中で、注目されている「レジリエンス」という言葉を聞いたことがありますか?「レジリエンス」とは、ストレスのかかった状態に耐え、ほかの誰かに心ない言葉を投げられても傷つかず、トラブルに臨機応変に対応できるような生きのびる力です。これは、私達が日々生きている中で、勉強、スポーツ、人間関係、仕事などで、私たちの心が「折れない」ようにしてくれる心の筋肉のようなもので、誰もが多かれ少なかれ持っている力のことだそうです。
 海外では、この「レジリエンス」について、すでに40年近く研究されていて、欧米の学校では、子どもたちに心の強さを教える「レジリエンス教育」を取り入れている学校があるそうです。
 先日の朝会で子ども達に示した「たくましく」生きるとは、まさしく「レジリエンス」です。国難ともいえるコロナ禍の中にあって、日本国内でも「レジリエンス」を育成しようという動きが学校や会社で広まってきています。困難に直面した時、それをなんとか克服して、大きな自信と経験を得る力は、まさしく今、時代が求めている能力だと思います。