「歩く」意味について〜その2〜
- 公開日
- 2020/08/07
- 更新日
- 2020/08/07
桜下村塾
健康長寿のためには骨粗しょう症を予防し、特に成長期にはできるだけ骨量を増やしておくことと、成人後は日々の生活で骨の成長を促す食事と運動を心がけることが必要だそうです。
最新の研究によると、日常的に歩くことや走ることで骨に衝撃がかかると、骨の中にある骨細胞が「衝撃センサー」として作用し、骨を作る「メッセージ物質」が放出され、体内で骨を作り出す作業が始まるそうです。つまり運動することなく、家の中でじっとしていては、人間の骨量はどんどん低下してしまうというのです。
コロナ禍の中、不要不急の外出を避けて家の中で過ごすことが多くなりました。しかし願わくば皆さん、熱中症を避け、3密を避けながら、早朝の自宅近くの散策でかまいません。どうか毎日、歩いたり、ランニングしたりして、適度な骨への衝撃を与えて、骨粗しょう症防止につとめ、健康長寿をめざしましょう。