【読書のすすめ】 『蜜蜂と遠雷』 恩田陸
- 公開日
- 2020/05/22
- 更新日
- 2020/05/22
学校生活
本日、紹介する本は、恩田陸の『蜜蜂と遠雷』です。
ピアノコンクールを舞台として、4人のコンテスタントそれぞれの関わりと過去と進行を描いた小説です。
ピアノコンクールの話だけに、いろいろな曲を演奏するのですが、曲名で音が浮かぶ曲は1つもありません。作曲家は有名な人しか知りません。そんな私でも、「音」そのものでないが、イメージが湧いてくる。文字を通して、音が聞こえてくるよう。読み進めていく中で、とても心地良い世界に呑み込まれてゆく一冊です。
合わせて読んでほしいのが「ピアノの森」です。これまた26巻のコミックなのでご注意を。