その7
- 公開日
- 2013/12/03
- 更新日
- 2013/12/03
校長室より
平成25年も残りわずかとなりました。校区の皆様には、日頃から何かとお世話になり、ありがとうございます。まもなく冬休みに入り、子どもたちの姿を見かけることも多くなると思います。子どもたちの健やかな成長には、皆様の力が欠かせません。これまで同様、子どもたちを見守りくださいますようお願いいたします。
さて、先日のことですが、児童の登下校の見守りをしてくだる方が学校にお越しになり、こんな話を聞かせてくださいました。
「いつものように見守りをしていたら、4年生の子が、感謝の気持ちを書いた手紙をくれました。それがとても嬉しかったので訪ねてきました。」
丁寧な文字で書かれた手紙を読ませていただきましたが、素直に、そしてはっきりと感謝の気持ちを伝えられる子がいることを嬉しく思いました。後で知ったことですが、手紙を渡したいがどうしようかと、学級担任に相談があったとのことです。勇気を出して手紙を渡す子どもの姿が目に浮かんできました。
見守りボランティアの方々に感謝の気持ちをもっている子は、他にもたくさんいると思います。手紙を渡すまではしなくても、「ありがとうございます」と、言葉で伝えている子もいることでしょう。
「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉は、言った人も言われた人も心温まる言葉です。学校でも地域でも「感謝」の意を伝える場面はたくさんありますが、自然に、素直にこれらの言葉を使うことを通して、子どもたちは健やかな心を育んでいくのだと思います。これからも「ありがとう」の心と言葉を大切にしていきたいと思います。