私たちは被災地を忘れない!
- 公開日
- 2012/09/18
- 更新日
- 2012/09/18
校長室より
東日本大震災の発生から1年半が過ぎました。本校では震災直後に児童会が中心になって募金活動を行い、3日間228,200円を集め中日新聞に託しました。その後は、大震に特化した取組は行っていませんでした。しかし、1年経した時点で、被災地の状況が改善されていくとともに、人の関心が下がり初めていることに胸が痛む思いでした。被された方々の「忘れられることが一番つらい」というような言葉を新聞等で見聞するにつけ、子どもたちに支援を求めている人々に思いを届けてほしいと思い、5月からボランティア委員会の 募金活動の集計活動の一つとして、被災地支援のための募金活動を毎月11日行っています。7月には、犬山市社会福祉協議会の鈴木事務局長が来校され「皆さんの気持ちを大切にします。大切な皆さんのおこづかいの募金を被災地に届けます。」と代表児童にお礼の言葉とともに、7月分の募金を直接受け取っていただきました。「私たちは大震災で被災した仲間を忘れてはいけないのです。自分のおこづかいで仲間に助けの手を伸ばしてほしい、1円でも5円でもいいから、自分の気持ちを届けてほしい。」と朝会で私は子どもたちに話しています。
先日行った9月の募金活動には、夏休み前に児童会で全校児から募集し決定した本校のマスコットキャラクター『マッツンも声を張り上げて募金を呼びかけていました。ボランティア委会の児童に聞くと「みんなとても協力的」「大変だけど役にたてうれしい」という言葉が返ってきました。社会的に役立つ活は、子どもたちに自己有用感を育みます。もちろん募金した子もも同様な思いをもてることでしょう。このような活動をとおて、つながり合うことや支え合うことを大切に思う気持ちを育てたいと思います。この募金活は、今後も毎月11日を中心に行います。保護者の皆様のご理解をお願いします。