6.4 アジサイの花
- 公開日
- 2025/06/04
- 更新日
- 2025/06/04
学校日記
南門横の花壇に植えられているアジサイの花が満開になりました。
紫色の花とピンク色の花が咲いています。アジサイには赤、青、紫などの色がありますが、色のベースになるのは「アントシアニン」という色素です。アントシアニンは通常赤色ですが、土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると、青色に変化します。
アルミニウムが溶け出す量は、水の酸性度によって決まり、酸性だとよく溶けて、中性~アルカリ性だとあまり溶けません。よって、土が吸収した水が酸性=青色、中性=紫色、アルカリ性=赤色になります。日本の街中で見かけるアジサイに青や紫が圧倒的に多いのは、日本が火山大国で酸性の土壌が圧倒的に多いからです。