ビオトープの環境を守ろう!
- 公開日
- 2023/09/06
- 更新日
- 2023/09/06
学校日記
東小の6年生昇降口の前にビオトープがあります。ビオトープはメダカを飼ったり、スイレンが花を咲かせたりと、多くの人の目を楽しませてくれる場所です。
ところが、理科の先生から、夏休み明けにビオトープでザリガニが繁殖しているという連絡を受けました。糸を垂らした途端、餌もついてないのに、すぐに食いついてきました。見える範囲だけでも大きなザリガニが5〜6匹はいたでしょうか…。
今年の6月、アメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定され、飼育にあたっては多くの制約ができました。一般家庭でペットとして飼う分には、申請や許可、届出等の手続きは不要で、引き続き飼育することができます。
一方で、アメリカザリガニを池や川などの野外に放したり、逃がしたりすることは法律で禁止され、違反すると罰則・罰金の対象となる厳しいものです。
学校のビオトープには、メダカをはじめとして、多くの魚が生息しています。ザリガニはこうした魚を捕食します。ザリガニの繁殖力は高く、数が増えると、メダカなどの魚も減ってしまいます。
メダカは、5年生の理科の授業でも扱う東っ子にとって身近な存在です。みんなの手で、ビオトープを、また、メダカなどの魚が生息する環境を守りましょう!